2025.07.03
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第68回定時株主総会の開催
かどや製油株式会社は「ファンベース経営」の実践に取り組み、
当社のファンにとって特別な存在となる持続可能な企業を目指します。

2025年6月26日、かどや製油株式会社(以下、かどや製油)は第68回定時株主総会を開催しました。代表取締役社長の北川淳一が議長を務め、報告事項(第68期事業報告および計算書類)および決議事項の説明を行いました。出席株主様との質疑応答を経て、議案の採決を行い、今年度上程された4つの議案:「剰余金処分の件」「定款一部変更の件」「取締役7名選任の件」「監査役2名選任の件」は、原案通りすべて承認可決されました。出席した株主数は146名で、所要時間は1時間10分でした。
「ファンベース経営」の実践を通じ、大切なご友人やご家族にお勧めして頂ける、特別な存在となる。
当日は、かどや製油が実現したい未来と、新たなタグライン「ひらけ、ごまの可能性」を表現した企業ムービーの放映から始まりました。人口減少・少子高齢化、日本と並ぶ大きなごま油市場である米国の景気減退懸念など、かどや製油グループを取り巻く急速な環境変化に触れたうえで、かどや製油が大切にする価値を支持してくれるファンを社内外で増やし、ファンを基盤にして企業価値を高める経営(=ファンベース経営)を実践する取組方針を述べました。



このような経営環境のなか「かどや製油が捨てるべきもの・守るべきもの・加えるべきもの」について議論を重ね、4月に策定したパーパス(存在意義)・ビジョン(ありたい姿)・バリュー(大切にする価値観)を示しました。新たな理念体系(パーパス・ビジョン・バリュー)のもと、世界中の方々に健康と笑顔をお届けしたいという想いを全社員で体現し、社員が会社を成長させファンを創造する好循環を生み出す原動力となると語りました。

報告事項、決議事項の説明後、12名の株主様からのご意見・ご質問を頂戴し、活発な質疑応答が行われ、株主総会は閉会しました。
【ご意見・ご質問】
・配当性向の目標を純利益の40%に設定しているが、何を根拠に設定しているか。
・カルテルの事案発生において、先に株主に向け情報発信をする制度(メールマガジン等)を設ける予定はないか。
・課徴金について、リニエンシーは申請しているか。
・からかい上手の高木さん等のコラボ企画を今後予定しているか。
・従業員のモチベーション・団結を高めるため労働組合を設置してはどうか。
・5年以内に社内から女性の取締役登用の可能性はあるか。
・株主優待品について、適正な金額でアピールすべきではないか。
・北川社長の個人的におすすめの商品・食べ方は何か。
・PBRについて、現状は1倍を下回る状況になっている。株主への追加還元施策は、どのような施策を検討しているか。
・取締役の持株を拝見すると少ない印象を受ける。持株数を増やすことを検討しているか。
・試食会を開催するに至った背景は何か。
・その他、株主向けのイベントを企画しているか。
・「使用人の状況」とあるが「使用人」という言葉はイメージが良くない。どうしてこのような表記なのか。
※ご理解いただきやすいよう、一部内容の加筆・修正を行っております
調味料としてのごま油体験を通じて、新しい美味しさを共有する。
株主総会閉会後は、ごま油の調味料使いを提案する試食会を実施し、多くの株主の皆さまに、経営陣や社員との懇談を交えながら、サラダやピザ、おにぎり、アイスなど、さまざまな料理との意外な“かけ”合わせを体験していただきました。



▪コメント
株主様
・「ごまらー油の存在を初めて知りました。ピザにかけるのが美味しかったです」
・「いつもごま油は炒めるだけだけど、かける使い方もできるんですね」
社員
・「商品に対する想いや、料理に合うごま油の使い分けなどを対面でお伝えでき、貴重な機会でした。かどや製油やごまの魅力をもっと伝えられるよう、より発信に力を入れていきます」
想定を大きく上回る多くの株主様にご出席いただき、試食会は盛況に終わりました。この度の株主様との直接のコミュニケーションを通じ頂いたご意見を受け止め、さらなる企業価値の向上へ取り組んでまいります。