酸化に強い油を選ぼう!
多価不飽和脂肪酸を多く含む油は酸化しやすいといわれています。油が酸化することでつくられる過酸化脂質は、風味を悪くするだけでなく、体にとっても好ましくありません。体内で過酸化脂質がつくられると、多くの生活習慣病の原因になると考えられています。
また、細胞を傷つけて老化や免疫機能の低下を引き起こすことがある活性酸素はタバコやお酒などによりつくりだされるといわれていますが、酸化した油も活性酸素のもとになります。ごま油に含まれるゴマリグナンには、この活性酸素を除去するちからがあります。ごま油は酸化や加熱に強く、揚げ物や炒め物など、様々な料理にも大活躍!おいしさと健康を兼ね備えています。
ごま油は油脂の酸化を抑えるγ-トコフェロール(ビタミンEの一種)やゴマリグナンを含んでいることから、酸化しにくく、加熱調理に使用しても劣化の進行が比較的緩やかです。