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ごまに携わるすべての人をもっと笑顔にするために。

ごまに携わるすべての人を
もっと笑顔にするために。

Sesame for Your Smile.

ごまに携わるすべての人をもっと笑顔にするために。

かどや製油の
生産者支援の取り組み

ごま油などの原料となる、ごま。その生産は機械化が容易ではなく、刈り取りや乾燥、選別といった工程のほとんどがほぼ人の手で行われています。かつては日本でも広く栽培されていましたが、こうした収穫の手間や採算の難しさから年々減少。現在、日本国内で見かけるごまの99%以上が、海外からの輸入によって支えられています。

とはいえ、ごまの主な生産地であるアフリカや東南アジア、中南米の国々においても、その生産工程の困難さは変わりません。とくに、ごまは手間ひまのかかる作物ということもあり、小規模な農家の方々の日々の手作業によって供給が支えられています。160年以上ごま一筋で歩んできたかどや製油にとっても、生産者支援の取り組みは常に重要なテーマの一つ。ごまの持続可能な生産を支え、日本から遠く離れた場所でごまの生産と向き合う一軒一軒の農家の方々が「ごまをつくってよかった」と心から思える環境を整えるために。「メーカーである私たちにできる生産者支援とは何か」を日々考えながら取り組んでいます。

ごま油1本※を作るのにごま約16万粒が必要

ごま油1本※を作るのに
ごま約16万粒が必要

※純正ごま油200g

ごまの生産工程はほぼ人の手作業

ごまの生産工程は
ほぼ人の手作業

日本のごまは99%以上が海外輸入

日本のごまは
99%以上が海外輸入

ごまの"笑顔サイクル"
をつくる

かどや製油が最終的に目指しているのは、ごまに携わるすべての人を笑顔にする持続可能なサイクルをつくること。たとえば、国内初のトクホのごま油や、ごまからセサミンを抽出したサプリメントなど、ごまが持つ健康機能を研究し、より付加価値のある製品の開発を行うことも、消費者や生産者の笑顔の創出につながると信じています。ごまのリーディングカンパニーである私たちの使命は、ごまの食文化を守り、進化させ続けていくこと。ごまの笑顔サイクルで、社会をより豊かにしていきたいと考えています。

ごまの“笑顔サイクル”をつくる

ごま農家支援
プロジェクト

かどや製油が2021年から取り組んでいるのが、世界各国の小規模なごま農家の方々を対象とした支援プロジェクト。 パートナー企業やごまサプライヤーを通じて、現地での栽培指導、ごまの品質の改善に取り組み、生産者であるごま農家の方々の収入増の実現を目指しています。

タンザニア タンザニア
ごま農家支援プロジェクト
タンザニア

タンザニア

人口
5,800万人
面積
94.5万平方キロメートル(日本の約2.5倍)
主要産業
農林水産、鉱業・製造・建設等、サービス
1人当り国民総所得(GNI)
1,080米ドル

出典:外務省ホームページ

タンザニア
ごまの収量と品質を高めるために

ごまの生産技術を学び、
収穫量と品質を高めるために。

2021年。タンザニアのごま生産者の多くが独学で学び、栽培していたこともあり、年による収量や品質のばらつきに苦労していました。そこで私たちはごまサプライヤーのETGと共に現地に農業技術師を派遣し、収量と品質を向上するための栽培指導を実践。タンザニア内の3地域合計で約2000軒のごま生産者を対象とし、現行の平均収量400kg/haを改善する計画を立てて取り組みました。

※ごま栽培指導をおこなっている様子です。

栽培の経験を重ねても試行錯誤の連続です。まずは、ごまを知り、学んでいくことでごまの成長を育んでいきます。

農業技師が、各エリアの農家を訪問し、農家集会の開催や栽培マニュアルを配布。また、デモ圃場で栽培指導や農地づくりのトレーニングを行いました。ちょっとした技術指導でも、結果は大きく変わります。2022年も同プロジェクトは始動しましたが、1年目に参加したごま農家の方々が2年目も引き続き参加してくれるなど、各農家の方々のごまづくりのモチベーションが高まり、協力しあえる環境ができつつあることも大きな成果です。

※ごま栽培指導をおこなっている様子です。

栽培の経験を重ねても試行錯誤の連続です。まずは、ごまを知り、学んでいくことでごまの成長を育んでいきます。

ごま農家支援プロジェクト
ナイジェリア

ナイジェリア

人口
2億614万人
面積
923,773平方キロメートル(日本の約2.5倍)
主要産業
農業、原油、天然ガス通信等
1人当り国民総所得(GNI)
2,000米ドル

出典:外務省ホームページ

ナイジェリア
生活水準を向上するために

ごまの収量を増やし、
生活水準を向上するために。

2カ国目は西アフリカのナイジェリアです。現地サプライヤーのOlamを通じて、西アフリカのナイジェリアでの栽培指導をスタート。タンザニアと同様、独学で学んでいたごま農家の方々のところへ農業技師を派遣し、収量と品質の向上を目指しました。初年度は約2000軒の農家の約2000ヘクタールの園場で実施。ここでも単位あたりの収量を改善することができました。引き続きごま農家の方々の生活水準の引き上げに貢献できるよう取り組んでまいります。

ごま農家支援プロジェクト
パラグアイ

パラグアイ

人口
約704万人
面積
40万6,752平方キロメートル
(日本の約1.1倍)
主要産業
農業、製造業(自動車部品など)、電力
1人当り国民総所得(GNI)
5,520ドル

出典:外務省ホームページ

パラグアイ
ごま栽培に挑戦する農家の方々のために

生活の向上を目指し、
ごま栽培に挑戦する
農家の方々のために。

3カ国目は南米パラグアイです。この国では一部農村地域の生活水準の引き上げ施策として、政府がごま栽培を推奨。現地サプライヤーのDulsanが2017年から技術指導を行っていましたが、1社による取り組みでは限界があることから、2021年、かどや製油に協力依頼が届きました。技術指導に加え、日本向けの品質に対する理解を深めてもらうなど、一つひとつ地道に支援。まずは42軒の約106ヘクタールの栽培面積で、ごまの収量と品質向上を目指しました。

海外営業部 原料課 課長 鈴木 由真

海外営業部 原料課 課長

鈴木 由真

鈴木 由真 鈴木 由真

SDGs
(持続可能な開発目標)
について

2015年9月に国連で採択された17の目標と169のターゲットからなる目標です。
この目標実現のために、先進国・途上国、政府・関係機関・企業など、
すべての関係者による行動が求められています。

SDGs(持続可能な開発目標)について
SDGs(持続可能な開発目標)について
SDGs(持続可能な開発目標)について
SDGs(持続可能な開発目標)について
SDGs(持続可能な開発目標)について
SDGs(持続可能な開発目標)について
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SDGs(持続可能な開発目標)について
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